Wizpy スキン管理の一例

 雨+車点検中のため、暇つぶしも兼ね、WizpySkinUty の新しい ver が公開されていたので、試しつつ、数あるスキンの管理例を書いてみます。(あくまで一例ですので、ご参考にでも)
※ 画像は ver1.0.0.3(4/25版)のもの、クリックで拡大。

WizpySkinUty ver1.0.0.4(4/28版)
http://www1.axfc.net/uploader/He/so/221502

 まずは、各フォルダ毎の構成。

 Dドライブ内 wizpy フォルダ内
※ WizpySkinUtyのシュートカットはデスクトップにも置いています。
ファームウェアもこの場所に…自分の場合、1.15Nを使っています。(フォルダ再生や録音の不具合よりもバッテリー重視のため)

 プログラム等を置いている WizpySkinUty フォルダ内。
※ このフォルダ内のBitmapフォルダは、削除しても起動時に強制的に作成するので、使わないけど、放置。
※ wizpySkinUty.iniファイルの中身

[General]
workingDirectory=D:\wizpy\Skin\Bitmap\
firmwarePath=D:\wizpy\WIZPY_20080613_V1.15N.RSC
toolDirectory=D:\wizpy\wizpySkinUty\
getImagePath=D:\wizpy\wizpySkinUty\wpgetimg.exe
putImagePath=D:\wizpy\wizpySkinUty\wpputimg.exe
putFontPath=D:\wizpy\wizpySkinUty\wpputfnt.exe
breakTTCPath=D:\wizpy\wizpySkinUty\breakttc.exe
sbitGetPath=D:\wizpy\wizpySkinUty\sbitget.exe
ttfDumpPath=D:\wizpy\wizpySkinUty\ttfdump.exe
title01=SH G30
ttcFileName01=SH G30.ttc
ttfFileName01=FONT00.TTF
bdfFilename01=rg f30-M-14px.bdf
title02=IPAゴシック
ttcFileName02=
ttfFileName02=ipag.ttf
bdfFilename02=IPAGothic-14px.bdf
title03=IPA明朝
ttcFileName03=
ttfFileName03=ipam.ttf
bdfFilename03=IPAMincho-14px.bdf

 各種スキンを置いている Skin フォルダ内。
※ Bitmapフォルダは、読み出し専用(に勝手にしています)
※ My Wizpyフォルダは、現在、自分が使っているスキン(Win7藤川ゆり市議に絶望したFF4スキン)
※ miku_v5_終了ロゴフォルダは、miku_v5 から終了ロゴのみ抜き取ったもの(後述)
絶望先生(緑)は、緑テーマ用に名称変更した絶望先生スキン


 フォルダ構成は上記の通りで、ファームウェアのデザインを変更する手順としては、

ファイル→画像フォルダ指定

使いたいスキンの入ったフォルダを選択

画像ファイル読み込みで、はいを選択(画面に最新状態が反映)

ファイル→画像をファームに書き出す(書き込み作業)

書き込むファームウェアの選択画面。ファイル名と初期フォルダは ini 設定によるので、

こんな指定もできてしまいます。(どーでもいい)

 という手順で、ファームウェアファイルへの書き込みは終了。あとは、wizpyにこのファイルをコピーすれば、wizpy上で書き換えを行ってくれます。

 あと、例えば、デザインの一部分(緑テーマのみとか終了ロゴのみとか)を書き換えたい場合も、画像フォルダ指定時に、該当するフォルダを指定すれば、部分書き換えもできます。(このソフトに限ってのことではなく、昔からそうですが…)
 スキン管理がしやすいこのソフトだと、わざわざメインのスキンに上書きする手間が省け、かつ、気分的に別のロゴを入れてみたい時などに重宝します。(頻繁に書き換えないけど)
 そういうわけで、miku_v5_終了ロゴフォルダなんていうのが作られていたりするわけです。


※ ファイル→画像をファイルに書き出すが気になってしまう方用のネタ

 WizpySkinUtyを、リソースハッカーで読み込んだ後、Menu-128-1041を選択して、アクション→ポインタを置き換える機能で、文字修正(書き出す→書き込む)後、スクリプトコンパイルするを実行し、保存すれば、文字修正は完了。
 尚、実行ファイルを書き換える行為なので、動作保障等は全て自己責任で。


IPAフォントに関して

利用できるのは古いver(バージョン 002.03)
http://ossipedia.ipa.go.jp/ipafont/old/index.html


※ FONTの書き込みの不具合(4/28版で修正済み)

 ちょっとしたバグ?があるようなので、初期状態だとFONTの書き込みは行えない模様。バイナリでのアドレス63BE0〜63C00部分。

修正されるまでの対処方法

・その他→オプションを選択し、個別のパス設定の sbitget を選択しなおす。(パス設定の初期値が sbitgetttc.exe になってしまっているため)もしくは、iniファイルの該当部分を書き換えても構わない。

 上記パス設定さえ修正すれば、あとは該当するフォントをおいて、ファイル→フォントをファームに格納→フォント設定1〜5と進めていき、該当フォントやファームウェアファイルの選択を行うだけで、書き込みを行ってくれます。